こんにちは なき爺です。
今回は、ついにRX-78F00/E GUNDAMが届きましたのでご紹介します。
何それ?と思った方!万博ガンダムと言えばお分かりでしょうか?
そうあの青い羽(グラスフェザーと呼びます)が生えたようなガンダムです。
それでは、このキットの魅力に迫りたいと思います。
1. RX-78F00/E GUNDAMとは
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて、株式会社バンダイナムコホールディングス(以降バンダイ)は「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」を開設しています!
パビリオンの横には、横浜の動くガンダムが装いを新たに片膝をついて天に向かって右腕を突き上げているポーズで展示されています。バンダイは、ガンダムシリーズで描いてきた「宇宙での暮らし」や「まだ実現していない科学技術」を新たな未来の可能性として、臨場感のある完全新規映像とフェーズ0から7までのパビリオン空間によって表現するようです。私もまだ行ってませんが、必ず行こうと思っています。ここで登場するのが RX-78F00/E GUNDAMです。この機体は、長期間エネルギー補給なしに宇宙空間で活動することを目的とした試験機という設定であり、グラスフェザーの青色の部分は高効率の最新太陽エネルギー変換システムとのことです。うーんF91も試作機でしたから、それでFを使っているのかもしれませんね。そういえば余談ですが、ファーストガンダムやスターダストメモリーでも太陽光を使った地球連邦軍の兵器として「ソーラシステム」がありましたね。
そして、これを記念して発売されたのがRX-78F00/E GUNDAMのガンプラ。
- Entry Grade 1/144 RX-78F00/Eガンダム
- Entry Grade 1/144 RX-78F00/Eガンダムのオプションパーツセット(EX-001グラスフェザー装備)
- 1/144 RX-78F00/Eガンダム(EX-001グラスフェザー装備)
- 1/144 RX-78F00/Eガンダム(EX-001グラスフェザー装備)ケミカルリサイクルVer
の4種類があるようです。i)ii)はEntry Gradeです。iii)iv)はおそらくHG相当だと考えられます。Entry Gradeは対象年齢8歳以上ですが、iii)iv)は対象年齢15歳以上となっています(ただし、通常のHGは対象年齢8歳以上です)。
今回ご紹介するのは、iii)になります。
2. パッケージアート
いかがでしょうか?非常にかっこいいと思いませんか?私はFirst Gundamの世代ですが、オリジナルのRX-78-2のデザインはOriginやククルスドアンでもそうですが、すごく洗練された印象があります。今回のこのデザインも秀逸でかっこいいと思います。「宇宙での暮らし」から想像できる宇宙から見る地球の青さをとても良く表現しているように思えてなりません。私は青が好きな色なので、余計に素敵に見えます。
パッケージの横はこのようになっています。そうこの片膝をついて右腕を天に突き上げている姿勢が万博ガンダムポーズです。青いキラキラした羽や、肩・スカート・足などにある青いクリアパーツがグラスフェザー装備となります。付け替えのようです。
3. ランナー・シール類
ランナー袋は全部で4つです。ランナー数は. 9枚です。他にグラスフェザー装備用の銀色の反射シールとマーキングシールが同封されています。銀色のグラスフェザー装備用の反射シールは、反射率の高いメッキ塗装でも良さそうですが…。マーキングシールは特別ロゴや型番のみですね。
Osaka Yumeshima Terminalというのもあります。
関節はポリキャップのようです。
パッケージアートの胸部は濃い青と薄い青の2色が使われていますが、キットは濃い青のみですので、色分けした方がいいでしょうね。さほど広い面積ではないので、筆塗りでも耐えれるのではないでしょうか?ただし胸部ですので結構目立つところですね。筆塗りが得意でない方は吹きましょう(エアスプレーしましょう)。グラスフェザーの部分ですが、肉抜きになってますね、後述の組み立て説明書では、白い下地の上に、反射銀シールを貼り、その上から青いクリアパーツをはめることになっています。つまり、この肉抜きは埋もれてしまいます。従って塗装する場合は肉埋めをしてから塗装となりますので、シールで楽に済ませた方が良い気がします。ディテールはバッチリです。エッジはバキバキです。(最近のガンプラは本当にエッジが効いてますね。)
4. 組立説明書
組立説明書もかなりスタイリッシュですね。グラスフェザーは、EX-001 Gundam Leaping Recursive Spangle Swarm (ガンダム跳躍再帰性輝煌群) Feather が正式名称で、略してG.L.R.S.S. Featherというそうです。装備は高性能太陽光発電セル群、大容量電力アキュムレーター、マニピュレーターの3つから構成させています。この装備はガンダム本体とは別に、独立して自立飛行できる機能を備えているようです。
塗装する方には参考になるPainting Guideもあります。
パッケージアート等では武器やシールドの写真はありませんが、組立説明書を見ますと、ビーム溶接ガン、ビーム・ライフル、シールドは同封されています。ビームサーベルはグリップのみ。ハンドバーツ・持ち手は複数用意されており、付け替え式です。要所要所はしっかりと色分けされていますが、より精巧に作るなら、塗り分けはした方が見栄えが良くなるでしょう。
背面の説明を見る限り、ターチゲート(ゲートが非常に細く、ニッパーがなくても簡単にランナーから取り出すことができる)となっているようですが、綺麗に作るならニッパーを使って2度切り、ヤスリ掛けを行った方が良いかもしれません。
マーキングシールは、肩、スカート、さらにはグラスフェザー部分のみです。
5. 感想・印象
タッチゲートとはいえ、パーツ数は271パーツ。ディテールもしっかり入っており、エッジも効いているので、素組でも十分に満足いくガンプラでしょう。数多いRX-78-2ガンダムの中でも、とてもスタイリッシュな出来栄えだと思います。グラスフェザー装備を装着すると、パネルラインだけで十分なディテール量です。よって、グラスフェザー装備をつけ、塗り分け・墨入れをしっかりやるだけで十分で素晴らしい作品になると思います。他の機体に比べ、まだ手に入りやすいキットですので、是非手に取って楽しんでみてはいかがでしょうか。