ガンプラは大人の趣味!ガンプラを生涯の趣味にした理由!

生涯の趣味ガンプラ

誤解している方もいるかもしれませんが、ガンプラは大人の趣味です。定年間近の私がガンプラを生涯の趣味にしようと考えた理由をご紹介します。参考にしてみてください。

こんにちは なき爺です。
私は多くの趣味に挑戦してきたと思いますが、定年に手が届く年になり、定年後に続けていく趣味を考えた結果、ガンプラを生涯の趣味にしようと決めました。
ガンプラと聞いて、子供が楽しむおもちゃ(プラモデル)と思われる方もいるかもしれませんが違います。バンダイの調査によるとガンプラのコアユーザーは40代であり、立派な大人の趣味といえます。

私は40歳の時に、インドでたまたまガンプラを手に取り、その後その魅力に取りつかれ、50歳後半になった今でもガンプラ熱は増すばかりです。この記事では、私がガンプラを生涯の趣味に選んだ理由・ガンプラの魅力を詳しく紹介いたします。将来の趣味をどうしようかと考えている方や、ガンプラに興味はあるけど…と踏み込めない方は、参考にしてくだされば幸いです。

ガンプラは大人が楽しめる日本発症のアート文化

gbwc-announcement40代・50代の方はガンプラと聞けば、それが何であるかは容易に想像がつくでしょう。あるいは「子供の頃よく作った」と懐かしむ方もいるかもしれません。また、そういった方も含め、ガンプラは子供のおもちゃと考えている方も多いかもしれませんが、ガンプラは立派な大人の趣味でもあります。バンダイホビー事業部によれば、ガンプラのコアユーザーは40代です。次に多いユーザー年齢層は、10代後半(高校生位)から20代前半(大学生・社会人)と続きます。もちろん小学生のファン層もいます。よって、ガンプラは非常に幅広い年齢層に支持されており、その年齢幅は今後更に広がっていくでしょう。また、ガンプラは日本のみならず、世界中にファンが広がっております。組立説明書通り組み上げるだけでも良いのですが、自分なりに自由に手を加え、独自性を追加出来ることから、世界各地域で製作テクニックや作品の世界観・独創性などを競い合うガンプラ作品のコンテストが開催されています。
参考:ガンプラ作りを文化に高める, Gundam Builders World Cup Trounament

 

ガンプラを生涯の趣味に選んだ5つの理由

私は、子供の頃から色々な事に熱中しやすい性格だったことから、少しかじっただけのものを含めると、沢山の趣味を経験しました。今でも続けている趣味や、直ぐに再開できる趣味はいくつかありますが、定年に手が届く年になり、生涯の趣味に何を選ぼうかと考えるようになました。色々と考えた結果、私はガンプラを選びました。私がガンプラを選んだ5つの理由・ガンプラの魅力について詳しくご説明いたしますので、是非、参考になさってください。

 理由1 ガンプラ製作の奥深さ

ガンプラ製作は自由です。もちろん組立説明書通りに組み上げるだけでも満足できます。しかし、自分の頭の中で想像力を働かせ、自由に手を加える事で、新しい価値・喜びが生まれます。時間をかけて丁寧に作ることが最初のステップになりますが、ガンプラを自分なりに手を加える方法としては、以下の様なものがあります。

  •  ディテールアップと称させるいくつかのテクニックを使ってより本物らしく仕上げる
  •  デカール・ラピーテープと呼ばれるシール類を使って自由にデコレーションする
  •  自由に色を変える(塗装する)
  •  汚しというテクニックを使って、より本物らしく仕上げる
  •  関節の可動域を広げて、より多彩なポーズが取れるようにする
  •  他のガンプラのパーツを組み合わせる
  •  足を太くしたり、長くしたりしながら、造形を変えてみる
  •  UVライト・LEDライト・蓄光塗料を使って光らせる
  •  金属パーツを使い、より本物らしくする

本当に多くのテクニックが存在し、今もクリエーターが新しいテクニックを生み出しています。勿論、難易度の低いものから高いものまでさまざまですが、それが次の目標になり、どんどん製作作業がおもしろくなっていきます。
塗装表現一つとっても、色々な塗装表現方法や多くの塗料がありますので、自分に適した塗料を探したり、塗装テクニックに挑戦することもできます。また、ガンプラ製作を便利にするさまざまな道具や工具なども、多くのメーカーから販売されています。色々と試して、自分に合った道具や工具を見つけるのも楽しみの一つです。

理由2 コストパフォーマンス

ガンプラ製作に大きなお金は必要ありません。ガンプラはいくつかの難易度が設定されており、グレードによってパーツ数・製作時間・価格が異なります。代表的なものは以下の通りです。他にもいくつかのグレード・シリーズがあります。詳しくは別の記事を参考にしてください。
gumpla-grade-list
製作時間・レベル・パーツ数・価格は、あくまでも目安です。製品や、個人の技量等により、差があります。
もちろん、組立説明書通りに製作(「素組」と呼びます)するのであれば、上記の製作時間程度で組み上げることが出来ます。しかし、先に述べたように、丁寧に製作しようとすると倍以上の時間が掛かります。私が初めてMGを製作した時は、インドに単身赴任していたので、夜しか製作できませんでしたが、自分の時間を持て余していたこともあり、出来るだけ丁寧に(切り離したところをヤスリ掛けして)製作しましたので、完成まで約3ヶ月程度かかりました。

ガンプラはグレードが上がるほど、より精巧に造られているので、自由度が少なくなる傾向があります(塗装はどのグレードでもできます)。私がインターネットなどで参考にしているクリエーターの多くはHGを自分らしく作り込んでいるケースが多いです。(MGの場合もありますが、やはりHGを加工するケースが多いですね。)

製作にはある程度の道具は必要になります。詳しくは別の記事にてご紹介する予定です。高価な工具もありますが、殆どが1,000円前後で手に入ります。消耗品は数100円程度です。塗料も1瓶200円程度です。

理由3 隙間時間・省スペースでも作業が出来る手軽さ

ガンプラ製作は家で出来ます。作業部屋や作業机をわざわざ用意しなくても、ちょっとの空いた時間を使って少し作業して中断することも可能です。もし、自分が自由に使える部屋や、自分の仕事机や余っている勉強机などがあれば、趣味部屋(作業部屋)や作業机にすれば、よりお手軽に作業を始めたり、いつでも作業を中断することが出来ます。3畳程度の広さがあれば、十分立派な作業部屋を作ることが出来ます。ただし、エアスプレー等で塗装を行う場合は、作業途中で中断すると塗料が乾いてしまいますので、キリの良いところで作業をやめないと作業効率が悪くなります。と言っても、一気にたくさん重ね塗りする事は出来ませんので(しっかりと乾燥させてから次の色を重ねる必要があるので)、長時間作業が必要になる事はありません。

理由4 大きな達成感と次への挑戦・目標

ガンプラの魅力は「ものづくり」による達成感です。ガンプラに限らず、料理でも何でもそうですが、ものをつくった時、出来上がった時の達成感は、お金では変えない喜びを与えてくれます。その感じ方はその人それぞれですが、「達成感」を感じたことがない人はいないと思います。ガンプラは作品の魅力もさることながら、それを自分なりに自由に作り込んで良いという点も魅力です。先に述べた通り、ガンプラ作成にはたくさんの製作テクニック(表現テクニック)があります。料理等と同様、製作テクニックも製作を続けることで上がっていきます。次はもっと上手に作りたい、次はこのテクニックに挑戦してみたいといった非常に具体的な目標を持つことが出来ます。また、それらのテクニックは、ユーチューブ等を通して簡単に動画で入手することが出来ます。私のこのブログでも解りやすく紹介していけたらと考えております。

理由5 コミュニティーの広さと完成品の展示・販売

gbwc-detailsgbwc-details冒頭に述べた通り、ガンプラは今や世界各国にファンがいます。コロナ禍で出歩くことが困難になった際に、ガンプラファンが一層増加し、ネット・インスタグラム・ユーチューブの普及により、ガンプラファンが自由に自分の作品を投稿したり、模型店に展示して貰える機会も増えたと思います。バンダイが毎年公式に開催している 「Gunpla Builders World Cup Tournament」 は2025年で12回目を迎えます。予選は全世界16の国や地域で開催され、最終的に世界No.1が決定します。
製作したガンプラは大切に部屋に飾るのもいいですが、メルカリやヤフーオークション・転売ショップなどで売却することも可能です。プロになる方は別にして、完成作品を売却することが目的ではないにしても、自分の作品の価値がどの程度かわかれば、それが新たな励みになリますし、経済的にも多少楽になるかもしれません。

 まとめ

最後までお読み頂きありがとうございました。いかがでしたでしょうか?私も40歳の頃にインドでガンプラに出会い、これを趣味として続けるか?一時の暇つぶしで終わらせるか悩んだ時期がありました。定年後は、じっくり帆船模型に挑戦したいと専門マニュアル「帆船模型製作技法」や写真集「華麗なる帆船模型」などを熟読したこともありました。ガンプラ製作のテクニック本などを読み進めるにつれ、また、ガンダムというアニメーションをより深く知るにつれ、ガンプラを生涯の趣味にしようと決めました。その理由は、

  • ガンプラ製作の奥深さ
  • コストパフォーマンス
  • 隙間時間・省スペースでも作業が出来る手軽さ
  • 大きな達成感と次への挑戦・目標
  • コミュニティーの広さと完成品の展示・販売

ということをご説明いたしました。まだ現役サラリーマンですので、製作時間がとれませんが、このブログを始めようと思ったのも、少しでも多くの方にガンプラの楽しみを知っていただきたかったらであり、この記事が皆様の参考になれば幸いです。

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