定年後の長く続けることが出来る趣味は、人それぞれですので正解はありません。しかし、長く続けられる趣味に共通する9つの要素はあります。今回はこの9要素をご紹介します。
こんにちは、なき爺です。
定年後にどうやって幸せな第二の人生を過ごそうか?若い頃にやっていた趣味は体力的にもう難しい。定年後に長く続けられる趣味を持ちたいが、自分に合った趣味かわからないと言う人はたくさんいらっしゃると思います。「どんな趣味が自分に合っているのか」 というのは、人それぞれですので正解はありません。しかし、定年後に長く続けられる趣味に共通することがあります。今回は定年後も長く続けられる趣味に共通する9つの要素ご紹介します。是非ご一読いただき、皆さんの定年後の趣味探しの参考にしてください。
定年後に趣味を持つメリットは?
趣味を持つことで得られる効果は、没頭感やストレス解消というのが最も知られていることです。趣味に没頭することで、時間が経つのも忘れ、気がついたらもうこんな時間という事も少なくありません。その間は仕事のことや生活のことなど現実に降りかかっている色々なことを忘れてしまって没頭しているのではないでしょうか?音楽鑑賞が趣味の人は、音楽を聴いている時に他のことを考えていることもあるかもしれませんが、それは音楽鑑賞を楽しんでいるとは言えません。
こうした日常を離れて好きなことに没頭できる時間を持つことは、ストレス解消になり、リラクゼーション効果をもたらします。また、どんな趣味を楽しむかで、定年後に新たに追加される他のメリットもあります。それは老化を遅らせる有効な手段ということです。
参照:大樹生命:日本免疫学学会に掲載された趣味と健康の関係性を調べた研究結果
定年後もストレスは無くならない
定年後は仕事のストレスから解放され自由な時間を持てるので、ストレス解消は必要ないと思われる方もいるかもしれませんが、ストレスは仕事に限ったことではありません。
普段ずっと外で働いていた人が、四六時中家にいる環境変化が新たなストレスを生むかもしれません。環境は変わらなくとも、生活のリズムが変わることで新たなストレスが生まれるかもしれません。今まで仕事が忙しく見えていなかったものが見えてきて、新たなストレスになるかもしれません。趣味を持ち、趣味の時間を楽しむことは、定年後の新たなストレス解消に効果的なメリットがあるといえます。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。

定年後長く続く続けられる趣味の共通9要素
定年後長く続けられる趣味は何が良いのかという答えはありません。人それぞれ。皆違った好み・興味を持っていますし、置かれている環境も違います。しかし、「定年後長く続けられる趣味」に共通する要素はあります。ここでは、皆さんが自分にあった趣味を見つけられるように、この共通する9つの要素をご紹介します。
要素1:健康面・体力面で無理がないもの
定年後長く続ける趣味の要素として、まず考えないといけないのは、その趣味を長く続ける際に、健康面・体力面に無理が生じないことです。人生100歳時代と呼ばれていますが、老化は避けられません。趣味の中には年齢を重ねると困難なもの・危険なものもあります。万が一、怪我をした場合、若い頃はすぐに回復出来たかもしれませんが、歳をとるとそれがきっかけで、体の他の機能が著しく低下するかもしれません。
要素2:金銭面で負担が少ないもの
趣味を長く続けるためには、その趣味が金銭的に負担になるかどうかもよく考える必要があります。基本的に定年後は収入源が預金と年金となります。従って、趣味にお金を掛けることが出来るといっても金銭的な限界があります。趣味を選ぶ際には、費用がどれくらい掛かるのか?長く続けることが出来る財力があるか?生活していく上で負担にならないかを考えておくべきです。
要素3:知識を高められること
知識欲や好奇心は子供の特質の一つですが、人はある程度の知識を身につけると、それ以上知識を増やさなくても生活が出来るようになります。知識欲・知的好奇心は人それぞれですが、人間だけが大人になっても知識欲・知的好奇心を維持できる生き物です。知識欲、つまり新しいことを知りたいという思いは人間が持つ特質の一つであり、知識が増えることで満足感や幸福感を感じることが出来ます。これが長く続ける上での原動力になります。
参考:https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2125
要素4:技術を高められること
知識力と同様に技術力を高めること(=上手に〇〇が出来るようになること)は、満足感や幸福感を増幅してくれます。それは自己満足かもしれませんが、それで良いのです。定年後の趣味としての技術力ですので自己満足で十分です。一方、技術力が高まると、更にもっと上手くなりたいというモチベーションにも繋がります。これが長く続ける上で原動力になります。
要素5:時間的に縛られないこと
定年後は時間が十分にあるとはいえ、24時間自由に使える訳ではありません。生活を続けていく上で、何らかの時間的制約は生まれるものです。まとまった時間を前もって計画しないといけない趣味や、急な理由で途中で切り上げることが出来ないような趣味は、長く続ける上ではできれば避けた方が良いと思います。定年後はストレスなく健やかに幸せに過ごすと言うのが理想でしょう。いつでも簡単で始めることが出来、簡単に中断することが出来ることも大事な要素です。
要素6:時代の流れに左右されないこと
世界は物凄いスピードで変化しています。デジタル化は進み、生活スタイルは大きく変わりました。もちろん、こうした進化により我々の生活は便利に変わってきていますが、時代の流れによって失われていくものもあります。定年後の長く続けられる趣味とはそうした時代の流れに左右されず、長く続いてきたもの・伝統的なものを選ぶようにしましょう。流行り物や流行で趣味を選ぶと直ぐにブームが去って興味がなくなるかもしれません。
要素7:一人で続けることが出来ること
趣味の中には、一人でも続けることが出来るものと、そうでないものがあります。むろん一人では出来ない趣味であっても、既に共通の仲間がいるので安心と考えておられる方もいるかもしれませんが、その趣味をするために他の方の都合に合わせなければなりません。定年後は自由な時間はたくさんあるとはいえ、長く続けていくためには、気軽に一人でも続けることが出来る趣味がふさわしいでしょう。
要素8:環境面で制約がないこと
趣味を行うため、どこかの施設に行かねばならない、天候が良くなければ出来ないというものもあります。そのような趣味の場合、やはり長く続けるにはハードルが上がります。雪国の人がウォーキングを趣味にしようとしても、冬場のウォーキングは難しいです。特別な場所に行かなくても、1年を通して続けられるような趣味の方が長く続けることが出来ます。
要素9:仲間を作ることが出来ること
定年後の最も大きな変化の一つは人との関わりが急激に少なくなるということです。仕事をしている時は、仕事上人との関わり合いがありますが、大抵の人は定年後に人との関わりが少なくなります。共通の趣味を持つ人との集まりやコミュニティーがあれば、新しいと友人を作ることも可能になり、その友人の存在が良い刺激となり、その趣味を長く続ける力となります。
まとめ
最後までお読み頂きありがとうございました。これから定年後も続けられる趣味を探そうとしている方や、今趣味を持っている方でも、定年後長く続けられるかどうかを見直す上で参考になりましたでしょうか?
私の周りには、ゴルフを趣味にしている先輩方もいらっしゃいます。しかし長く続けている方でも70歳くらいまでです。しかも毎日出来るわけではありませんから、週に1度か2度位の様です。金銭的にも長く続けるには余程の財力がないと難しいと思います。.勿論、ゴルフを生涯の趣味に選ぶことがどうこうということではありません。皆さんの自由です。しかし、趣味に没頭する時間を手軽に長く持てる様な趣味があれば、定年後より充実し幸せな日々を送れるのではないでしょうか。
定年後長く続けることが出来る趣味に共通する9つの要素は
要素1:健康面・体力面で無理がないもの
要素2:金銭面で負担が少ないもの
要素3:知識を高められること
要素4:技術を高めら得ること
要素5:時間的に縛られないこと
要素6:時代の流れに左右されないこと
要素7:一人で続けることが出来ること
要素8:環境面で制約がないこと
要素9:仲間を作ることが出来ること
を説明してきましたが、全てを満たしていないとダメということではありません。9つの要素を念頭に皆様にあった趣味を見つけて頂き、定年後幸せで充実した時間を過ごされることをお祈りしております。